SMSとSNSは、見た目が少し似ています。
どちらも短いテキストが届き、スマートフォンの画面に表示される。
でも、似ているのはそこまでで、実はまったく別の存在です。
SMSは Short Message Service(ショート・メッセージ・サービス)。
SNSは Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。
この名前の違いからわかるのは、
SMSはメッセージであって、会話ではないということです。
では、メッセージとは何でしょうか。
ただ一方的に送りつける「通知」なのでしょうか。
いいえ。
SMSは単なる通知ではありません。
SMSは、人の行動を切り替える「スイッチ」なのです。
たとえば、腕時計や靴の修理、クリーニング。
依頼してから完成までに時間がかかるものほど、
「取りに行かなきゃ」と思いながら、つい忘れてしまうお客様が出てきます。
ここでSMSが果たす役割は、とてもシンプルです。
「スカートが仕上がりました。〇〇クリーニングです。」
この一文は、情報を伝えているだけではありません。
“取りに行く”という行動のスイッチを入れています。
別の例もあります。採用活動です。
書類選考、テスト、面接と進み、次のステップへ進んでほしいとき。
「第二次面接にお進みください。
下記リンクより日程をご調整ください。」
このSMSを受け取った応募者は、
返信を考え込む前に、まずリンクを開きます。
読む → 考える → 行動する。
この流れを、一気にショートカットできるのがSMSです。
SNSやメールでも、同じ内容は送れるかもしれません。
でも、SNSにはタイムラインがあり、
メールには未読の山があります。
その中で、
「あとで見よう」
「時間があるときに」
と後回しにされてしまうことも少なくありません。
SMSは違います。
届く場所が限られ、表示される情報も少ない。
だからこそ、読むことと行動することの距離が極端に短いのです。
SMSは会話を生みません。
けれど、行動を生みます。
それが、
SNSやメールでは代替しにくい、
SMSが唯一持つ「スイッチの力」なのです。
