医療業界でSMSマーケティングを賢く使おう!

今回は医療業界でSMSを利用する実際例とメリット、テキスト以外の情報を送信できる方法、便利なSMS送信サービスについて紹介します。

医療業界でSMSマーケティングを賢く使おう!

パンデミックの状況下で、医療業界ではオンライン診療がかなり進みましたね。特に、「対面での接触をなるべく減らしたい、PCR検査の結果通知やオンライン診療後の処方案内を非接触で受け取りたい」といったニーズが増えたと思います。SMSではテキストのみの送信となるため、視覚的な情報や結果案内などを伝える際にはEメールなど別の方法が取られることが多いです。今回は医療業界でSMSを利用する実際例とメリット、テキスト以外の情報を送信できる方法、便利なSMS送信サービスについて紹介します。

・SMS(ショートメッセージサービス)についての基本

SMS とは 送りたい先の電話番号を利用してメッセージをやり取りできるサービスです。Eメールのように手軽に利用できますが、送信できる文字数に制限がある、写真は送れないなどの制約もあります。SMSの受信料金は無料ですが、送信には料金がかかります。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と違って電話番号を利用したメッセージサービスであるため、相手が特定のアプリを使用していなかったり、アカウントを持っていなかったりしても、アプリをダウンロードしてもらったりアカウントを作成してもらう必要はありません。

SMSの利点を詳しく知りたい、不具合があって困っているなどさらなる情報は私たちのBlogの過去記事「ショートメッセージを確実に送るには?注意したい点を解説しますSMSが受信できない!そんな時に試したい方法をご紹介します」などをチェックしてみてくださいね!

それではSMSが医療の業界でどのように有効利用できるか見ていきましょう。

1. 診療予約のリマインダー

診療の予約忘れは、通院の中断やキャンセルの原因となり得ます。電話連絡では患者に連絡がつかない場合が多く、電話対応に人員を多くさけない場合もあるため大きな問題となることが考えられます。定期診療を重視する病院では、当日の予約忘れによる来院キャンセルが以降の通院・来院に影響を及ぼすことで、健康を守るという診療理念の実現に課題が残ってしまいます。

そんなときはSMSを利用して予約のリマインドを行うと良いかもしれません。SMSは携帯電話番号に直接送信されるため、Eメールよりも到達率が高く、医療業界でも利用しやすい連絡方法と言えます。Eメールでは、メールアドレスの打ち間違いやメアドの変更、自動振り分けによって、メインの受信ボックスに到達しないケースがありますが、SMSでは宛先不明となる確率が低く、到達率が高いのが特長です。

診察の予約をスムーズに行う

SMS送信サービスを利用して予約確認の連絡をすることにより予約忘れを防止することが可能になります。患者とのスムーズなコミュニケーションが実現し、来院率の向上に繋がることでしょう。病院の効率的な運営と患者の満足度向上が実現され、診療理念の推進に貢献してくれるはずです。

2. 診察の予約をスムーズに行う

治療後の定期検診では、間が空くために患者が予約を忘れてしまうことが多々あります。そこで、検診が近づいたタイミングで患者に連絡をし、検診を思い出してもらい、予約を確保できます。DMやハガキを使って案内を送ることもできますが、本人が送った情報を見ているかが不明ですし、また転居などによって配達が失敗するケースもあります。検診の直前に、到達率と開封率の高いSMSを送信することで、患者が検診を思い出し、予約を確実に取ることが可能です。現代ではほとんどの人が携帯電話やスマートフォンを所有しており、SMSは特別なアプリなどを使わなくても受信できる手軽な方法です。医療や介護を利用する高齢者の方でも携帯電話を所有していることが多く、操作が容易なため、SMSは利用しやすいツールとなっています。

SMS本文には電話番号を挿入して電話予約を促すことができます。また、予約サイトを持っている場合は、サイトURLを添付してサイトへ誘導することで、次回予約をスムーズに進めることができます。

診療予約のリマインダー

先ほど「DMやハガキを使って案内を送ることもできますが、本人が情報を見ているかが不明」と書きましたが、EZSMSのようなSMS配信サービスではリンクトラッキングを使用して送ったSMSのうち、どの受信者がURLをタップまたはクリックして、情報へアクセスしてくれたのかを知ることができます!この情報を調べることで、案内を再度送る場合にもSMS配信でクリックしてくれた方へのみ送信することができ、費用対効果が上がることが期待できます。

3. 災害時の安否確認

災害時の安否確認にSMSを活用することは、介護・医療業界でよく見られるケースです。病院やクリニックは災害発生時に需要が高まりますが、まずスタッフの安否確認ができなければ利用者への診療も行えません。そこでSMSを安否確認のツールとして利用すれば、災害時に役立つことが期待できます。

災害時には電話回線が混雑しやすく、電話での確認が難しいことが予想できますよね。大規模な災害発生時に職員一人ひとりの電話番号を見ながら電話をかけるのは大変な業務でしょう。SMS送信サービスを利用することで一斉に安否確認連絡が送信でき、電話回線が混雑していても確実にメッセージが届くため、効率的な連絡手段として適しています。

災害時の安否確認

職員の電話番号をCSVデータとして登録すれば、一斉にSMSを送信することができ、手間や時間をかけずにスタッフの安否確認が可能です。災害時の安否確認において、SMS送信サービスを利用して連絡するなら、職員の安否確認をスムーズに行うことができます。災害時に即座に対応する必要がある医療機関にとって、SMSは貴重なツールとなるでしょう。

同じ機能を利用して介護業界のデイサービスなどでは、送迎時間や休日の連絡に電話を使うより、SMSを使ったほうが効率が良くなることが見込めるかもしれませんね。送迎時間や休日の連絡を個別に送信したり、文字で残したりすることで職員や利用者の要望に応じた対応が可能となり、フォローアップの時間も大幅に削減できるでしょう。

・テキスト以外の情報を送るには

SMSで写真などを送付する方法として、URLを貼り付けする方法があります。ネット上にアップした画像のリンクに直接ジャンプしてもらうことで送りたいファイルをダウンロードしてもらうことができます。URLは大抵長い文字列で構成されているためSMSで送信するのが難しいことがあります。その場合は短縮URLのサービスを使用して短い文字列のURLを使用するならSMS送信でも簡単に行うことができます。

もし送信先が+メッセージ(プラスメッセージ)の利用者であることがわかっているなら+メッセージを利用することができます。+メッセージはSMSを進化させたメッセージアプリで、写真やスタンプの送受信が可能です。インターネット回線を利用するため、容量の大きなデータも送ることができます。+メッセージを活用すれば、写真や画像の共有がスムーズに行えます。

・パソコンからSMSを送ることができる?

でもちょっと待ってください。SMSには一斉送信の機能がついていないし、パソコンからも送信できないじゃないか、と思われた方もいることでしょう。 SMSをPCから送るにはEZSMSのようなSMS配信サービス事業者を利用します。このような事業者と契約した後はGメールやYahooメールなどを使って簡単にSMSを送ることができます。EZSMSはプログラムをインストールしたりすることなく簡単にPCからSMSを送信でき、顧客ごとにカスタマイズされたメッセージを送信できます。また、利用した分のみのお支払いで月額費用も初期費用もかかりませんのでSMSマーケティングを始めてみるのに適したサービスです。

SMSを使ってマーケティングを行いビジネスを成功させましょう!SMSマーケティングは、SMSの利点を活用して、ユーザーにいろいろな視点からアプローチすることができる有用な方法です。医療業界のみならず、様々な業種の方々への実際的なマーケティング方法を紹介しております。「ホテル事業者向けSMSマーケティング」、「教育現場でのSMSマーケティングの活用」をご覧になり、ぜひご活用ください!


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