SMS とは ショートメッセージサービス（英: short message service）の略で、携帯電話やスマートフォンから電話番号を利用して相手に文字メッセージを送るサービスのことです。 電話番号でメール （テキスト）が送ることができ、国際規格なので基本的に世界中の携帯端末同士で送受信でき、比較的安価なため大変便利なサービスです。
・SMSの特徴
｜開封率が高い
SMSは電話番号あてに送信するため、受信者の携帯電話の電源が入っていれば自動で受信されます。 専用のアプリも必要ないため、相手の電話番号が分かればメッセージを送信できるという手軽さが特徴で、開封率が90％以上と、Ｅメールなどと比べて閲覧される確率がとても高いです。
｜本人確認のためのSMS利用
高度なセキュリティが求められる現代社会ではIDとパスワードによる本人確認だけでは不十分とみなされるかもしれません。 SMSを利用した２要素認証をおこなうことで、なりすましや不正ログインを防いでいます。 SMS認証とは、アプリやオンラインサービスを利用しているとき、ショートメッセージサービスに送信されてくる認証コードを使用して本人確認を確実に行う認証サービスのことです。 SMSは登録された電話番号に送られてきますし、携帯電話番号取得時の本人確認は大変厳しいものですから、２要素認証のセキュリティは必然的に高くなるということです。
｜パソコンからSMSを一斉に配信することが可能
SMS送信サービスにはパソコンからショートメールを配信できるという便利な機能があります。 SMS PC から送るにはEZSMSのようなSMS配信サービス事業者を利用します。このような事業者と契約した後はGメールやYahooメールなどを使って簡単にSMSを送ることができます。
※MMS とは 何ですか？SMSによく似た名前のMMSは携帯電話会社（キャリア）独自のメールアドレスを利用してメッセージを送信するサービスのことです。 以前はショートメッセージとMMSは別アプリまたは画面から送受信されて間違えることはありませんでしたが、スマートフォンになって、同じメッセージアプリ上で送受信されることもあり、違いがよく分からなくなってきた感があります。 SMSとMMSの違いについてはこちらをご覧ください。
・キャリアごとに見たSMS
SMSは世界標準の規格ですが、以前の日本では各社異なるサービス形態だったこともあり、キャリアごとに呼び名が違ったりしています。サービス内容を確認してみましょう。
｜ドコモ
以前はiメッセージの名称で親しまれていましたが、現在は単にショートメッセージサービス（ＳＭＳ）と呼ばれています。 ドコモのショートメッセージサービスに関する情報はこちらで確認することができます。送信文字数により料金が異なり、最大670文字が送信可能です。
｜au
auが提供するSMSサービスはCメールと呼ばれています。au携帯電話や国内外の他社携帯電話にも送信が可能です。 機種によって1500文字以上の送信が可能なものと160文字程度のものがあるようです。詳しくはこちらをご覧ください。
｜SoftBank
ソフトバンクの提供するSMSサービスは670文字（半角英数字のみの場合1530文字）まで送信可能で、料金は携帯電は又はスマートフォンの契約プランによって異なります。 詳しくはこちらをご覧ください。ソフトバンクにあるS!メールはMMS（Eメールを使用する）サービスとなっていますのでSMSとは異なります。
※Appleデバイス上でのSMSとは日本の通常キャリアのSMS とは異なり iPhone間のみで利用可能なメッセージングサービスを指しているので注意が必要です。 アップルのSMSサービスについてはこちらをご覧ください。利用上の注意事項としては、1日に送信可能なメッセージが200通未満となっていて、この1通とは全角約70文字が１通の単位になり、最大の670文字を送信するなら10通分としてカウントされることになります。 またiPadでは利用することも閲覧することもできないため注意が必要です。
SMSは現在では国際標準規格なので各社サービスの違いはほとんどなく、送信料が異なる程度となっており SMS 受信 料金 はかかりません。特に海外へ送信するときには送信料金に注意が必要かもしれません。
・スマートフォンでSMSを使用する場合
スマホを通してSMSを使用したい、通話プランを契約しているならもちろん可能です。しかし格安SIMを使用しているなら別途プランに加入する必要があるかもしれませんのでご確認を。 スマートフォンでSMSを使用する場合「メッセージ」アプリを起動させます。最近では+メッセージというアプリが各社共通で搭載されるようになりました。順次格安携帯などにも広がっていくかもしれません。
+メッセージとは携帯大手キャリアが共通したSMSサービスを使用できるようにスマートフォンにインストールされ始めたアプリです。 携帯電話各社それぞれSMSの名称が異なったり、送受信に対応していなかったりという不便を解消するために、各社プリインストールが進んできています。
スマートフォンには様々なメッセージアプリがありますが、ショートメッセージを送信したいと思ってメッセージを作成したとしても、件名を入力したり、ファイルを添付するとSMS扱いではなくEメールとして送信されてしまうなど注意が必要です。 大まかにAndroidとiOS機器でのSMS送信方法をまとめてみましたので参考になさってください。
AndroidでSMSを送信する場合（電話帳からスタートする場合） １ 電話帳を起動し送信したい人の電話番号を表示させます
２ メッセージまたは吹き出しアイコンをタップします
３ 本文（メッセージ）を入力します
４ 右側の飛行機のアイコンをタップして送信完了
iOSでSMSを送信する場合（メッセージアプリからスタートする場合）
１ 「メッセージ」のアプリを起動します
２ アプリの画面右上の鉛筆のアイコンをタップします
３ ⊕ボタンをクリックして送信先を選択します
４ 本文（メッセージ）を入力します
５ 入力欄右側の↑をタップして送信完了
・SMSを使用するメリットは？
最近ではソーシャルネットワーキングサービスの発達により様々な方法でのメッセージのやり取りが増えています。 短い動画に特化したものや誰もがインストールしているメッセージアプリなど数多いため、SMSを使用するメリットが埋もれてしまいがちです。 しかし電話番号で送信が可能なSMSには特有の有利な点があります。そこをしっかり学んで賢く使い分けができるようになりましょう！
すでに述べたようにSMSは、基本的に世界中の携帯端末同士で送受信でき、比較的安価なため大変便利なサービスです。 SMSは電話番号あてに送信するため、受信者の携帯電話の電源が入っていれば自動で受信されます。 専用のアプリも必要ないため、相手の電話番号が分かればメッセージを送信できるという手軽さが特徴で、開封率が90％以上と、Ｅメールなどと比べて閲覧される確率がとても高いです。 また携帯電話番号登録のセキュリティ性の高さから、SMSを利用して２要素認証をおこなうことができ、なりすましや不正ログインを防いでくれます。 SMS送信サービス にはパソコンからショートメールを配信できるという便利な機能があります。 EZSMSのようなSMS配信サービス事業者のウェブサイトをチェックされてみてください。
・ビジネスでのSMSの効果的な使い方
携帯電話からはSMSを一斉送信することはできず、不便に思われるかもしれません。そんな時は SMS送信サービス を利用しましょう。SMS PCから 送ることができます 。
また最近ではしっかりとパスワード管理をしていても、サービスを提供する側からIDとパスワードが流出してしまうという事例が数多く見られます。 ユーザーIDとパスワードが悪意を持つ人に知られてしまうと、アカウントが乗っ取られたり、重要な情報を悪用されてしまったりします。 それに対する予防策としてさらにセキュリティ性の高い携帯電話番号を利用したSMS２要素認証を行うわけです。そのようなサービスを提供するにはSMS送信サービス会社を利用しましょう。 SMS認証 PC から行うことができます。XoxzoのSMS APIを使った２要素認証についてはこちらをご覧ください。
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メッセージアプリの場合、数多くのサイトなどからの通知もまとめて受信されるため、アプリ自体をミュートに設定するユーザーが増えています。 そのため会社からの重要なお知らせはSMSを使用するという会社も増えています。またSMSは相手が電話番号を知っている人という安心感もあり、多くが数秒以内に閲覧されています。 またウェブサイトのURLを乗せることができ、企業にとっては使い勝手の良いものとなっています。SMSによるマーケティング例は是非こちらをご覧ください。
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・まとめ
SMSとMMSの違いとそれぞれの利点についておさらいしてみましょう。 SMSは電話番号を利用したメッセージサービスで、短い文章のやり取りに向いています。 文字制限があり、添付ファイルNG, 送信料金がかかりますが、セキュリティーが高く、 SMS認証 などに活用されたりします。 それに対しMMSはEメールと同じで文字制限なし、ファイル添付可能、Wi-Fiを利用して送信できるなどのメリットがあります。これらの違いを理解して賢く使い分けしましょう。